記事一覧

シンポジウム《アジアの新しい秩序を考える:南シナ海問題と経済交流》のご案内

資料 23-2.png

 本会は、本年度活動の一環として、国連海洋法条約附属書VIIに基づく仲裁裁判所の判断を経て、ますます注目される南シナ海問題を糸口として、シンポジウム《アジアの新しい秩序を考える:南シナ海問題と経済交流》を来る11月12日(土)午後、開催することにいたしました。

 国際法、中国・アジア経済関係そして安全保障など各分野の専門家を講師としてお招きし、米大統領選後の新たな情勢をも踏まえて、南シナ海問題と通商関係、安全保障面からアジアの新秩序を考え、更には日中関係への意味をも探ろうとの試みです。
 

【開催趣旨】
 台頭する中国の国際社会における影響力が増大している。経済面では、「走出去」のもと、海外投資が急増し、人民元の国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)バスケット入りは人民元の国際的な利用と取引の増加を象徴している。「一帯一路」戦略、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設などの動向が注目される。軍事力も質量ともに増強している。

 こうした勢いを最も直接的に反映しているのが東南アジアとの関係である。それは、ASEANすべてに着実に浸透しつつある中国の経済力、あるいは南シナ海における島嶼をめぐる領土紛争のみにとどまらない。中国は本地域の内海化を試み、新しいアジア秩序の形成にチャレンジしているようにも見える。それに異を唱えながらも対中経済依存も否定できない関係諸国、そして米国、日本の動きも目が離せない。
 
 本シンポジウムでは、そうした中国と東南アジアの関係を、米大統領選後の新たな情勢をも踏まえて、包括的且つ具体的に議論し、問題の所在を明らかにすることとしたい。


【スケジュール】

‣ 日時…11月12日(土) 12:30開場 13:00~17:00

‣ 会場…早稲田大学3号館601教室

総合司会:高原明生・幹事

◆開幕の辞(13:00~13:15) 天児慧・代表幹事

◆第1部(13:15~14:35)

報告
★坂巻静佳(静岡県立大学国際関係学部講師) 「比中仲裁判断の意義―国際法の観点から」

★末廣昭(学習院大学国際社会科学部教授、学部長) 「南進する中国と地域の<中国化>」

★飯田将史(防衛省防衛研究所中国研究室主任研究官) 「南シナ海問題と東アジアの安保秩序」

コメント
★林載桓(青山学院大学国際政治経済学部准教授):中国政治・安全保障の視点から
★川島真(東京大学総合文化研究科教授):外交史の視点から

◆休憩(14:35~15:00)

◆第2部(15:00~17:00) 
 パネル討論:各報告者からコメンテーターへの応答など
 全体討論

【懇親会】
 本シンポジウム終了後、パネリスト・参加者との懇親会を開催いたしますので、奮ってご参加下さい(会費:¥3,000)。
 於:Le Cafe RETRO (ル・カフェ・レトロ)
   新宿区 西早稲田 2-1-18   TEL:03-3207-1078
   http://lecaferetro.jp/wp/

下記からお申し込み下さい。
あるいは、
下記本会アドレスあて、ご連絡下さい。
 「新しい日中関係を考える研究者の会」  
     <sinojapaneserelations@gmail.com>


   





【シンポジウムお申込み】

■おなまえ/ご所属


■Eメール


■懇親会への参加



シンポジウム《アジアの新しい秩序を考える:南シナ海問題と経済交流》のお知らせ

 本会は、本年度活動の一環として、7月の常設仲裁裁判所(PCA)裁定を経て注目される南シナ海問題を糸口として、シンポジウム《アジアの新しい秩序を考える:南シナ海問題と経済交流》を来る11月12日(土)午後、開催することにいたしました。

 国際法、中国・アジア経済関係そして安全保障など各分野の専門家を講師としてお招きし、米大統領選後の新たな情勢をも踏まえて、南シナ海問題と通商関係、安全保障面からアジアの新秩序を考え、更には日中関係への意味をも探ろうとの試みです。

 報告者、報告タイトル等の詳細は、改めてご案内いたしますが、予めご予定おきいただければ幸いです。

概略:

‣ 日時…11月12日(土) 12:30開場 13:00~17:00

‣ 会場…早稲田大学3号館601教室

‣ 予定
◆開幕の辞(13:00~13:15) 天児慧代表幹事
◆第1部(13:15~14:35) 【総合司会:高原明生幹事】
報告(各20分×3名):国際法、中国・アジア経済関係、安全保障
コメント(各10分×2名)
 *中国政治・安全保障の視点から:
 *外交史の視点から:
◆休憩(14:35~15:00)
◆第2部(15:00~17:00) 
 パネル討論:各報告者からコメンテーターへの応答など
 全体討論

 終了後、シンポジウム会場周辺で、報告者等パネリスト、参加者との懇親会を併せ開催する予定です。

『東アジア 和解への道』が発刊されました

資料 21-1.jpg

 天児慧・李鍾元編『東アジア 和解への道―― 歴史問題から地域安全保障へ ――』(岩波書店、2016)がこのほど書籍化されました。

 本書は、本会が2014年11月30日開催した国際シンポジウム《「和解学」への学際的アプローチ―方法論と応用》および早稲田大学現代中国研究所・韓国学研究所、朝日新聞アジアネットワーク主催のシンポジウム「歴史の対話からどのようなアジアの未来を創造するか」(2015年7月18-19日)の報告がもとになって生まれたものです。

 なぜ、東アジアは不信と対立のスパイラルから抜け出せないのか。信頼と協力の枠組みをどうしたら構築できるのか。歴史認識問題、領土問題、安全保障、環境保全協力など、ドイツ経験を参照しつつ、東アジアの和解プロセスを探究しています。

《オーラル・ヒストリー:戦後日中関係の源流をたどる》第2回ワークショップのご案内

「新しい日中関係を考える研究者の会」
各位:

 予てよりご案内しておりました本会連続企画《オーラル・ヒストリー:戦後日中関係の源流をたどる》の第2回研究会を、元毎日新聞北京支局長の辻康吾(つじ・こうご)さんを語り手にお迎えし、以下の通り、開催いたしますので、奮ってご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

シリーズ企画《オーラル・ヒストリー:戦後日中関係の源流をたどる》
    

 <第2回ワークショップ> 報道・メディア分野①

‣ 日時…8月5日(金)15:00~17:00
‣ 会場…早稲田大学19号館(西早稲田ビル)710教室
‣ 語り手…辻康吾さん(毎日新聞元北京支局長、獨協大学元教授)

第1部(15:00~16:00):

 辻さんとは長いお付き合いのジャーナリスト、山本秀也さんに聞き手役をお願いしており、辻さんに中国報道をめぐる当時の情況を縦横に語っていただきます。

例えば;
1、個人的中国とのかかわりと中国報道への道
 ・中国への関心はいつごろから?
 ・当時、日本国内で中国はどのように報じられていた?
 ・「中共」という報道用語が、「中国」に転換した状況?
 ・中国の情報は日本の新聞社にどのように入電した?

2、中国での取材
 ・香港派遣時の中国取材
 ・香港支局時代に取材した中国の国連復帰
 ・1979年の赴任当時の北京
 ・着任直後に遭遇したいわゆる「北京の春」
 ・中国政府の報道対応

3、中国報道の総括
 ・報道界から大学への転身
 ・現在の中国報道を見渡した感想

第2部(16:00~17:00):
 フロアとの質疑応答、ご参加のみなさまとの自由な意見交換


 日中報道・メディア分野における「1970年代の源流」を辻さんからお聞きし、今後の日中関係のありようを考える際のヒントとなる機会となればと企画いたしました。

 会場席数の制限もあり、ご関心の会員各位は、下記参加申し込みページから事前の参加登録をお願いいたします。

 あるいは、下記の本会アドレスあて、ご連絡下さい。
   「新しい日中関係を考える研究者の会」  
     <sinojapaneserelations@gmail.com>





【参加申込み】

■おなまえ


■Eメール


■連絡事項



講演会《『平和資源』としての三菱マテリアル和解》のお知らせ

資料 17-1.png

 太平洋戦争中に日本国内の炭鉱などで過酷な労働を強いられたとして中国人の元労働者と遺族が損害賠償を求めていた裁判で、「三菱マテリアル」社は6月1日、歴史的責任を認めて元労働者に謝罪し、ひとり当たり10万元(およそ170万円)を支払うことで和解しました。

 この「三菱マテリアル社和解」は、その内容、規模において、これまでの花岡(鹿島)、西松和解を遥かに超える地平を切り開くものであり、独企業の和解とくらべても、遜色はありません。
 三菱マテリアル社との和解は、1年半前の2014年末には、合意に達していたにも関わらず、和解調印がここまで延びたのは、被害者支援団体間の確執があり、この確執の克服、すなわち支援団体間での「和解」のために1年余の時間を必要としました。

 「和解」は、和解書に調印することによって終了するのでなく、和解事業の遂行を通じて、和解の内容をさらに深めることになります。

 本会は、この歴史的な「三菱マテリアル社和解」に深く関与された弁護士の内田雅敏さんをゲストにお招きして、下記要領にて、特別セミナー《『平和資源』としての三菱マテリアル和解》を開催することにいたしました。
 今回の和解に至る経緯を核に、如何にして今回の和解を日中間の民間における「平和資源」とするか、残された課題等お話いただき、本会会員との質疑応答、懇談の場をお願いいたしました。

 日中戦後和解を考える上で、貴重な機会と思われますので、多くのみなさまの参加を賜れば幸いに存じます。ご参加いただける場合には、会場の都合もあり、末尾の[参加登録ページ]から事前にご登録下さい。


                          記

一、日時 2016年7月4日(月)
  午後3時から(終了予定 5時)

一、於 
  早稲田大学 西早稲田ビル19号館 710室
  〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-21-1

一、報告講演
  《『平和資源』としての三菱マテリアル和解》  
   内田雅敏 弁護士





【申込み】

■おなまえ


■ご所属


■Eメール


■連絡事項



日中シンポジウム《日中両国学者対話:ガバナンスと両国関係の展望》のお知らせ

資料 16-1.pdf
資料 16-2.pdf

日中シンポジウム《日中両国学者対話:ガバナンスと両国関係の展望》を下記により、開催いたします。
シンポジウム予定は概略以下の通りですが、詳細は、上記資料(資料16-1、16-2)をご覧下さい。

ご参加いただける場合は、会場の都合もあり、末尾申し込みページから事前登録をお願いいたします。

                   記

日中シンポジウム《日中両国学者対話:ガバナンスと両国関係の展望》

共催 :
科学研究費 基盤研究(A) 比較之中的日中関係:4因素模型的接近方法(代表:東京大学大学院法学政治学研究科 高原明生)
新しい日中関係を考える研究者の会(思考新型日中关系的研究者会)

日時:2016年6月11日、12日

会場:東京大学法学部会議室

プログラム:

2016年6月11日
Session A Opening and Keynote Speech
9.00
Opening Remarks:
高原明生 (Akio Takahara) , Professor,
東京大学公共政策大学院副院长The University of Tokyo
9.10
Keynote Speech:
天児慧(Satoshi Amako) , Professor,
早稲田大学アジア研究機構現代中国研究所所長, Waseda University
9.30 -9.40: Q & A

Session B
9.40 -11.40 am
Moderator and Discussant : 諏訪一幸(Kazuyuki Suwa),Professor,
静岡県立大学University of Shizuoka

Topic:中国の陳情制度(中国信访制度变革及作用)
王浦劬(Wang Puqu), Professor, School of Government,
北京大學Peking University
Topic: 東アジアにおける民主主義の発展と中国の民主主義建設
(東亚民主发展与中国民主建设)
房寧(Fang Ning), Professor, Director, Institute of Political Studies,
中國社科院CASS

12:00—13:00 Lunch

Session C
1.00 -3.00 pm
Moderator and Discussant : 菱田雅晴(Masaharu Hishida),Professor,
法政大学中国基層政治研究所長 Hosei University

Topic:中国における社会的公平と正義を促進するガバナンス近代化の道の模索 (中国探索促进社会公平正义的治理现代化之道)
周光辉(Zhou Guanghui),Professor, Dean, College of Administration,
吉林大學 Jilin University

Topic: 中国の国家ガバナンス統一性の問題(中国国家治理的统一性问题)
燕继荣(Yan Jirong),Professor, Dean, School of Government,
北京大學Peking University

Coffee Break 3.00 -3.15

Session D
3.15 -5.15
30 minutes each, followed by 1 hour discussion
Moderator and Discussant :高原明生(Akio Takahara) ,
Professor,
東京大学公共政策大学院副院长The University of Tokyo

Topic: 中国と日本:多角的枠組における二国間関係改善に向けた協力(中国与日本:以多边框架下合作促进双边关系改善)
杨伯江(Yang Bojiang), Professor, Institute of Japanese Studies,
中国社科院CASS

6.00 -8.30 pm:
Reception Restaurant Abreuvoir(アブルボア)
    The University of Tokyo, Yayoi Campus

2016年6月12日
 Parallel Young Scholars Research Conference

Session A  9.00 -10.30am
Moderator : 滕白莹
1. 俞祖成,同志社大学
「市民提案:日本におけるコーポレートガバナンスの新動向と教訓
(市民提案:日本合作治理的新动向及启示)」

2. 常思纯,中国社科院
「一帯一路地域諸国家における中日の競争と協力
(中日在一带一路沿线国家的竞争与合作)」

3. 张勇,中国社科院
「「共同文化」の構築:中日関係の構造的変化と選択
(构筑“共同文化”:中日关系的结构变化与选择)」

4. Antoine Roth,東京大学
「Sino-Japanese relations in a changing East Asian regional order」

Session B  10.30 -12.00am
Moderator : Antoine Roth,東京大学

1. 滕白莹,外交学院外交学系讲师
「政府管理制度の発展過程及び中国への教訓
(政府管制的发展历程及对中国的启示)」

2. 吴月,中山大学
「日本の政府企業間協力:経験と教訓(日本政社协力:经验与启示)」

3. 刘舒杨,北京大学
「中国における公共サービスの公共調達の実践(中国政府购买公共服务实践)」

4. 唐琳,早稻田大学
「毛沢東時期中国におけるプラント輸入をめぐる「三起三落」の原因分析
(对中国毛泽東时期成套设备引进三起三落的原因分析)」

【シンポジウム申込み】あるいは、本会アドレス<sinojapaneserelations@gmail.com>あて直接お申し込みいただいても構いません。





【申込み】

■お名前


■ご所属


■Eメール


■連絡事項



《戦後日中関係の源流をたどる》〈第1回ワークショップ〉を開催しました

資料 15-1.jpeg資料 15-3.jpg資料 15-4.jpg資料 15-5.jpeg

 5月14日(土)、早稲田大学19号館(西早稲田ビル)711教室で、《オーラル・ヒストリー:戦後日中関係の源流をたどる》〈第1回ワークショップ〉(ビジネス分野1)を開催いたしました。

  藤野文晤氏(藤野中国研究所代表。伊藤忠商事常務、亜細亜大学客員教授、財団法人富山県新世紀産業機構環日本海経済交流センター長などを歴任)を特別ゲストにお迎えし、草創期の日中ビジネスのご苦労から今日の日中経済交流への熱い思いに至るまで「藤野哲学」を縦横無尽に語っていただきました。ビジネスの現場関係者から少壮の日中関係史研究者に至るまで、幅広い分野からご参加いただき、充実した会合となりました。

 特に、藤野さんのおっしゃる“カン働き”,つまり、1971年には既に「中国が変わる!」、中国は賠償を求めない、72年中に国交正常化が可能だとの「カン」が「働いた」とのお話はとても印象的で、この慧眼の背後には、中国側との深い人間的交遊があったことをご紹介いただきました。当時中国側には日本に学ぼうという強い意欲があったことも強調され、それが、今や日本はアメリカか中国かという二者択一に陥り、結果的に、日本が中国から逃げてしまうという悲劇となったと昨今の情況も嘆いておられました。

 本会の今年度の重点的活動の一環として始めた《オーラル・ヒストリー:戦後日中関係の源流をたどる》シリーズ企画ですが、成功裡のキックオフができたのも、ひとえに藤野さんおよびご参加いただいたみなさまのご協力のたまもの、厚く御礼申し上げます。

 なお、次回会合は、8月6日(土)午後、元毎日新聞の辻康吾さんをゲストにお迎えし、《オーラル・ヒストリー:戦後日中関係の源流をたどる》〈第2回ワークショップ〉(報道メディア分野1)を開催する予定です。
 詳細は決まり次第、改めてご連絡いたしますが、予めご予定おきいただければ幸いです。

 また、今後お呼びしたいゲスト、取り上げて欲しい分野など今後の開催プランに関するご提案、ご要望は、下記コメント欄にお寄せ下さい。
                                (事務局)

《オーラル・ヒストリー:戦後日中関係の源流をたどる》第1回ワークショップのご案内

「新しい日中関係を考える研究者の会」
各位:

 予てよりご案内しておりました本会連続企画《オーラル・ヒストリー:戦後日中関係の源流をたどる》の第1回研究会を、元伊藤忠商事常務の藤野文晤(ふじのふみあき)さんをゲストにお迎えし、以下の通り、開催いたしますので、奮ってご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

シリーズ企画《オーラル・ヒストリー:戦後日中関係の源流をたどる》
     <第1回ワークショップ> ビジネス分野1

‣ 日時…5月14日(土)15:00~17:00
‣ 会場…早稲田大学19号館(西早稲田ビル)711教室 [定員80名]
‣ 語り手…藤野 文晤 さん
 藤野中国研究所代表。伊藤忠商事常務、亜細亜大学客員教授、財団法人富山県新世紀産業機構環日本海経済交流センター長などを歴任

【概要】
第1部(15:00~16:00):

 高原明生幹事が聞き手となり、藤野さんに自由に語っていただきます。

例えば;
*藤野さんご自身の人生の節目における経験(中国と関わり始めたきっかけや時期、企業人としての経験など)
*各時代背景や政治情勢(LT協定の締結、文化大革命、日中国交正常化、改革開放など)のもとで、経済交流が日中双方にもたらした影響とその意義
*藤野さんが経済人として中国で体感した民衆の生活状況、指導者の横顔、民と官の対日観など
*経済交流において日中双方の官僚が果たした役割
*現在の日中関係を見る視点(藤野さんの日中経済関係論)

第2部(16:00~17:00):
 フロアとの質疑応答、ご参加のみなさまとの自由な意見交換

 文字通り、日中ビジネス分野の「源流」を藤野さんからお聞きし、今後の日中関係のありようを考える際のヒントとなる機会となればと企画いたしました。

 会場席数の制限もあり、ご関心の会員各位は、下記参加申し込みページから事前の参加登録をお願いいたします。

 あるいは、下記の本会アドレスあて、ご連絡下さい。
   「新しい日中関係を考える研究者の会」<sinojapaneserelations@gmail.com>

【ワークショップ申込み】 





【申込み】

■おなまえ


■Eメール


■連絡事項



《オーラル・ヒストリー:戦後日中関係の源流をたどる》

連続企画《オーラル・ヒストリー:戦後日中関係の源流をたどる》

 「新しい日中関係を考える研究者の会」の本年の活動重点の一つとして、「オーラル・ヒストリー:戦後日中関係の源流をたどる」と題して日中関係の原点を探るワークショップを連続開催することにいたしました。

 文字通り日中関係の“”来し方行く末”を検討すべく、経済貿易、政治・外交、文化・芸術その他いくつかの分野における戦後日中関係の歩みを辿り、そこから今後の日中関係への何らかの示唆が得ることを期待するものです。むろん過去から未来を単線的に構想することには危ういものもありますが、その当時は常識であったことも、年月を過ぎ、今となっては全くわからなくなるということはよくあることです。文献、資料ではあまり表に出ていないところを発掘し、しっかりと記録にとどめておくことは本会の活動として重要な作業と思われます。

 具体的には、それぞれの現場で活躍された各分野の先達を毎回1-2名、「語り手」として本ワークショップにお招きし、聞き手(当該分野に関連する本会幹事ないし外部の識者)の発問により、ご経験を縦横無尽に語っていただくことを考えております。われわれが結果として理解している歴史的事態の背景には当時どのような状況があったのか、当時はどのように認識されていたのか…最終的には、その語りを何らかの形で記録として全体をとりまとめることも検討しております。

 開催予定が確定し次第、当会ホームページ上でご案内いたしますので、参加を希望される方は本ホームページ上から事前登録をお願いいたします。

 その第一弾として、4月上旬に、多年にわたり日中貿易交流の実務に携わって来られたメーカー、商社等のOBの方々をゲストとする会合を企画しています。

  詳細確定次第改めてご連絡いたしますので、奮ってご参加いただきますよう、予めご案内申し上げるような次第です。

              「新しい日中関係を考える研究者の会」事務局