オーラル・ヒストリー《戦後日中関係の源流をさぐる》第11回WSのお知らせ
本会の重点活動の一つとしてのシリーズ企画オーラル・ヒストリー《戦後日中関係の源流をさぐる》は、既にビジネス、メディア、外交、金融、文化交流と回を重ねるごとにご好評をいただいておりますが、今般下記の通り第11回ワークショップを開催することとなりました。
今回の第11回源流ワークショップは、日中間の経済技術交流、プラントビジネスの第一線の現場に長く携わって来られた日揮の横井陽一さんをゲストに迎え、今日に至る日中民間交流の流れを振り返り、今後の日中関係への示唆をいただこうとの狙いです。
横井さんは、1958年、東京都立大学をご卒業の後、化学工業日報社、化学経済研究所を経て、64年日本揮発(現・日揮)に入社されて以来、一貫して中国事業の企画を担当されました。住友グループの一員として、1972年初訪中を経て、上海・金山の石化計画のほか天津、北京、南京などの石化計画ビジネスに従事され、特に、1978年、国際事業本部第4営業部長として吉林エチレン、大慶エチレン、南京・茂名ハイドロクラッカー水素化分解、山東エチレングリコールなどの受注・契約に手腕を発揮されました。1979年からのいわゆるプラント未発効事件、契約中断に伴う再契約交渉を担当されましたので、今回の源流ワークショップでは、対中プラント輸出契約に関わる詳細をお聞きでき流ものと期待されます。
奮ってご参加いただきますよう、茲許ご案内申し上げます。
記
オーラル・ヒストリー《戦後日中関係の源流をさぐる》第11回 技術交流
期日:9月29日(土)午後3時〜5時
於:早稲田大学9号館9階 現代中国研究所会議室
アクセスマップ https://www.waseda.jp/gsaps/access/
司会:諏訪一幸幹事(静岡県立大学教授)
ゲスト:横井陽一氏(元日揮)
聞き手:菱田雅晴幹事(法政大学教授)
下記からお申し込み下さい。
なお、受付回答はいたしませんのでご了解くださいますようお願いいたします。