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オーラル・ヒストリー《戦後日中関係の源流をさぐる》第10回WSのお知らせ

オーラル・ヒストリー《戦後日中関係の源流をさぐる》第10回WSのお知らせ

 本会の重点活動の一つとしてのシリーズ企画オーラル・ヒストリー《戦後日中関係の源流をさぐる》は、既にビジネス、メディア、外交、金融、文化交流と回を重ねるごとにご好評をいただいておりますが、今般下記の通り第10回ワークショップを開催することにいたしました。

 今回の第10回源流ワークショップは、日中民間交流の第一線の現場に長く携わって来られた南村志郎さんをゲストに迎え、加藤千洋会員を聞き手として、今日に至る日中民間交流の流れを振り返り、今後の日中関係への示唆をいただこうとの狙いです。

 南村志郎さんは、大連に生まれ、中学の時に北京で敗戦、東京外語大学で中国語を学び、記者を経て、1960年代に日中貿易の窓口となる友好商社員として北京に滞在中、周恩来総理から「民間大使」として招かれていた西園寺公一と出会い、その秘書役として、日中友好を長く支えた存在としてよく知られています。「周―西園寺ライン」は日中関係の太いパイプとして、南村さんは首相になる前の三木武夫・周恩来会談を調整したほか、対日政策を担った中日友好協会の廖承志らとも親交がありました。今もなお、日本と北京に年に数カ月ずつ滞在し、若者に日中関係の歴史を伝え、中国の古い友人とのつきあいを続けておられます。

 『水を飲むときには、井戸を掘った人のことを忘れない』という周恩来言にある通りの日中民間交流「井戸掘り人」、南村志郎さんをゲストに迎えた今回は、従来以上に興味深いワークショップとなるものと期待されます。

奮ってご参加いただきますよう、茲許ご案内申し上げます。

               記

オーラル・ヒストリー《戦後日中関係の源流をさぐる》第10回 日中民間交流

期日:8月4日(土)午後3時〜5時
於:早稲田大学9号館9階 現代中国研究所会議室
   アクセスマップ https://www.waseda.jp/gsaps/access/
司会:諏訪一幸幹事(静岡県立大学教授)
ゲスト:南村志郎氏(元西園寺公一秘書)
聞き手:加藤千洋会員(平安女学院大学特任教授)

下記からお申し込み下さい。
なお、受付回答はいたしませんのでご了解くださいますようお願いいたします。 





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