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オーラル・ヒストリー:《戦後日中関係の源流をたどる》第6回ワークショップのご案内

 本会の重点活動の一つとしてのシリーズ企画オーラル・ヒストリー《戦後日中関係の源流をさぐる》は、既にビジネス、メディア、外交そして金融、文化交流と回を重ねるごとにご好評をいただいておりますが、新たな試みとして、西条正さんをゲスト・スピーカーにお招きし、下記の通り第6回研究会を企画いたしました。

 今回のゲスト、西条正さんは、敢えてくだくだしいご紹介をするまでもなく、『中国人として育った私―解放後のハルビンで』 (中公新書、1978年)、『二つの祖国をもつ私―ハルビンから帰って十五年』 (中公新書、(1980年) の著者としてよく知られている方です。改革開放直後、中国への関心が高まる中、この2冊は、山本市郎さんの『北京三十五年―中国革命の中の日本人技師』 (岩波新書、1980年)と共に当時の日本の中国理解のスタートとなりました。本研究会は、必読古典ともいうべきこれらの御本に必ずしも収めきれなかった西条さんの貴重なご体験を直接お聞きする貴重な機会かと思われます。
 
 のみならず、今回は、当時それら出版その他に深く関わった石井明・東京大学名誉教授に聞き手としてご登壇いただくことになりました。「中国20年、日本52年」というタイトルの下、多くの興味深いお話がうかがえるものと期待されます。

 会員のみなさまの積極的なご参加をお待ちしております。また、こうした日本と中国との深い関わりの歴史を是非若い方々にもお伝えすべく、周囲の方々にもお声をかけていただければ幸いに存じます。


オーラル・ヒストリー《戦後日中関係の源流をさぐる》
第6回ワークショップ 

期日:10月14日(土)午後3時〜5時
於:早稲田大学 西早稲田ビル 19号館710教室
   アクセスマップ https://www.waseda.jp/gsaps/access/
司会:諏訪一幸幹事(静岡県立大学教授)
ゲスト:西条正さん
聞き手:石井明・東京大学名誉教授


下記からお申し込み下さい。
あるいは、
下記本会アドレスあて、直接ご連絡いただいてもかまいません。
  「新しい日中関係を考える研究者の会」  
     <sinojapaneserelations@gmail.com>





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